いつも心にまさみがいた
先週読んだ本のことなど。
柳田邦男著「いつも心に音楽が流れていた」を読んだ。
昔から彼のドキュメンタリーが好きで愛読しているが、長澤まさみちゃんに忙しく、この本も買ったままになっていた。
彼が音楽に造詣が深いことは知っていたが、音楽との出会いは運命的なものであり、その人にとって意味のあるものなのだということがはっきりと記されていて、わが意を得たという思いがした。
音楽が流れる中、柳田のテーマである生と死、心の病、医療、子供の教育など持論が展開される。
音楽は心の故郷、いい言葉だ。
音楽の持つ力を感じている私には、かけがえのない一冊になりそうだ。
柳田作品はこの他にも多くの秀作がある。
航空機事故、終末期医療、ネット社会への警鐘、子供の情操教育等々、教えられることが多い。
私が尊敬している最大の理由は、バランス感覚の優れた論評を繰り広げてくれるところだ。
内容的にとっつきにくいかもしれないが、そうだそうだと思わせてくれるところがたくさんある。
涙を流して読む本ではないが、そうだったのか!知ってよかった!と間違いなく思うはずだ。
彼の深い洞察力で、芸能界麻薬汚染を一刀両断に語って欲しいと思う。
今日は読書の亜紀ということで、珍しく本のことなど語ってしまった。
いつも長澤まさみちゃんのことばっかり考えてると思ったら大間違いだぞ!
私の場合は、『いつも心に長澤まさみがよぎっていた』