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私は貝をほりたい

2010年02月28日 21:41

外はピーカン、気温17℃でぽかぽか、おまけに大潮。

よーし、久しぶりに虫干し兼ねて潮干狩りに行くか!と意気込んでいたところに津波注意報。

せっかくのチャンスだったのに・・・

午後より、市内沿岸部の津波発生状況を視察に出かける。

いつも潮干狩をしているマイポイント付近は、いたって波穏やか。

決行すりゃーよかったと残念がっていると、巡回中のパトカーから、「海でワカメ採ってる人、危ないから早く戻りなさい!」とマイクで注意があった。

それでもワカメ採りのおばちゃんは、知らんぷり。

パトカーが行った後、私も海辺まで降りてみた。

青く穏やかな海で、津波が来るなんて信じられない。

満潮が21時頃だから、少なくとも潮が満ち始める15時くらいまでは潮干狩りを楽しめたのになぁと、ちょっと後悔した。

朝のニュースでは津波はたいしたことないと言ってたのに、9時過ぎから急に大津波の恐れありに変わった。

既に発生している津波ですら直前まで予想出来ないのだから、地震予知なんて絶対無理だろうなと思う。

気象庁の予報も大袈裟すぎるような気もするが、実際に津波は到着したわけだから、非難は出来ない。

正午、私のケータイに役所からこんな防災メールが届いた。

「50cmくらいの津波があると気象庁の発表があった。H11年の台風の時には空港滑走路が冠水したけど、今回はそれよりは低いはずだから大丈夫と予想する。でも実際には津波が来てみないとわからない。もしかすると予想をはるかに上回る波が押し寄せるかもしれない。海には近づくな!」

満潮の頃海岸に近づくなということか、それとも一日中近づくなということなのか、おそらく後者だろうけど、おかげでせっかくの行楽日和がパーになった。

嗚呼、私は貝を掘りたい!

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              春の海 ひねもすのたり のたりかな そのまんまでした

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              岩場あたりが私のホームグラウンドで、5人くらい掘っていた

紗季さんのおかげでした

2010年02月28日 10:00

最近読んだ本のことなど。

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寝る前に少しずつ読んでいったのだが、読了までに1ヶ月以上かかった。

特に「坂の上の雲」の方は、司馬遼太郎の歴史観がよくわかって、実に読み応えがあった。

“社会に不満を持つ者のエネルギーがないと世の中は進歩しない(ざっくりですが)” なるほどなぁと思いました。(笑)

「龍馬」は、本当はNHK出版の方を買うべきだったが、「一個人」を愛読している関係でこちらを選んでしまった。

内容もサラッとしていて、“龍馬初心者” にはいいかもしれない。


もう一冊あって、佐藤正午の「身の上話」。

こちらは立ち読みしたサンデー毎日の中で、角田光代氏が紹介していた本である。

角田氏の言葉を引用してみる。

  ~高校生のころ、「それがいけないことだと知っていてやるより、知らないでやるほうがずっとたちが悪い」
   と言う教師がいて、なんでだろう? 高校を卒業しても、この問いは自分の内に残り続けた。あのとき、
   高校生の私に佐藤正午さんの『身の上話』を渡していたら、その意味が一発でわかったろうと心底思う。

私も角田氏と同じ経験があり、高校の頃、担任教師から言われた「知らないでやるのは最もいけないことなんだよ」という言葉が、とても意味深なことのように思えてそれ以来ずっと気になっていた。

普通は逆で、悪いと知っててやることの方が罪が重いと言われる。

しかしそうとも限らないのである。

“知らない” ということは思考停止や無行動につながり、本人が停止している間にも、どんどん物事は悪い方向に進んでいくのだ。

一番タチが悪いのは、何も考えない何もしないことなのだということを、この本は教えてくれる。

主人公は “ミチル” という女性だが、私は自然と "美知留" に置き換えて読んでいた。(笑)

「ラストフレンズ」の美知留も、判断力のない思考停止に近い人間だったが、どこかミチルと共通している。


こういう偶然ってあるのかと思うくらい、私にはドンピシャの書評だった。

本を読んだからといって大して賢くなるわけでもないし、人間性が向上するわけでもない。

それでもごくまれにこうした偶然に出会うことがあるので、読書はやめられない。

ネットで仕入れた知識を自分の考えのように錯覚する、そんな愚を犯さないためにも、私には読書が必須である。

この本は絶対お薦めだから!もしあったら教えて下さい。


私がこの週刊誌を手に取ったのは、グラビアの相武紗季ちゃんがあまりに素敵だったからである。

長年の疑問を解消できたのは、佐藤正午でも角田光代でもなく、相武紗季ちゃんのお陰かもしれない。

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                     この人のおかげです



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