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私が考えるベストモーツァルト

2014年03月27日 22:34

またアンコンかとお思いになられるだろうが、我慢していただきたい。

私だってNコンや全日本について書きたくてウズウズしているのだ。

特にNコンについては、見苦しいまでの中年の主張を皆さんに聞いて欲しいと思っている。

しかしながら二中があんまり素敵なモーツァルトを聞かせるものだから、アンコン大好き人間としては止められないのである。


今日はアンコンで演奏されたモーツァルトミサ曲の中で、私が最高の演奏ではないかと思う曲について書く。

最高の演奏と言っても、合唱それ自体が極めて優秀でモーツァルトの魅力を最大限引き出すことに成功したもの、あるいは部員そのものが極めて魅力的でヲタ魂を激しく揺さぶったものなど、いろいろ考えられる。

第1回から第7回まで、DVDや動画で確認できたものの中から楽章ごとにベスト演奏を選んでみた。


「Kyrie」

これは第3回のキャシーのソロに尽きる。

Kyrie eleison~♪ あまりの美声に度肝を抜かれた記憶は未だ鮮烈で、この瞬間二中の勝利が予感され、そのわずか10秒後には確信に変わった。

2位はキャシー姉が驚異的なソロを披露した第2回アンコン。

このKv140はソロが多く、また歌いこなせる人材が豊富だったこともあって、私の耳をとらえて離さない印象に残る回だった。


「Gloria」

これは第1回、ホールいっぱいに響き渡る姉キャシーの包み込むようなアーメンが忘れ難い。

同率一位として第2回のGloriaも外すわけにはいかない。

好き嫌いは別にして音楽素人の私が聴いても技術的に非常にレベルの高い演奏だとわかる。

次点としては先日書いたように第7回のアーメンコーラスが秀逸で実に魅力的。

Kv258のアーメンコーラスに大感激した私は、各回の「Gloria」の中からアーメンコーラスのみを抜粋し動画を作成、ヲタ仲間と聴き比べを楽しんでいる。

どの回も魅力あふれる合唱であることは言うまでもなく、そこにマエストロの解釈の違いや演奏の好みが垣間見れるようで、二中ファン冥利に尽きると言っていいかもしれない。

しかしここに五中のKv65「Gloria」が加わると、残念ながら(笑)結果が変わってしまう。

最後のフーガ部分、シンコペーションで進む弦に合唱が被さるアーメンコーラスの緊張感は、マエストロの真骨頂であり、郡山の中学生が成し遂げた偉業であるとさえ私は思っている。


「Credo」

巧いなぁ思うのが第2回のKv140で、無性に聴きたくなるのが第5回のKv220。

一年ぶりとなった第5回の「雀ミサ」は、久しぶりに聴く二中の明るいモーツァルトもさることながら、弦楽の響きにも魅了された。


「Sanctus」

これはもう五中のKv65にとどめを刺す。(いつの間にか五中も仲間入りしてますが)

これほど厳粛で敬虔なSanctusはかつて聴いたことがなく絶品の一言。


「Benedictus」

こればかりは誰が何と言おうと第2回のKv140。

賛成してくださる人も多いのではないだろうか?

ソロカルテットの美しさにため息をつく。

2分に満たない短い曲なのに、そこに二中合唱の真髄を見たような、まさに至福の時間。

どうすればこれほどの人材を揃えられるのだろうか?奇蹟としか言いようがない。

楽曲としては愛らしいメロディーが散りばめられた「オルガンミサ」にも惹かれる。


「Agnus Dei」

ダントツ1位が第3回のKv275である。

キャシーが歌うDona nobis pacem♪を何度聴いただろう、もうイヤになるほど聴いた。(笑)

惜しくも2位につけたのが姉キャシーが歌ったKv140。

こちらも耳にタコができるほど聴いた。(笑)

強いて第3位を決めるなら「雀ミサ」だろうか。

弦が最初のテーマに戻る、Dona nobis pacem が秀逸。

これも呆れるほど聴き返した。

順位は別として、弦のピチカートに乗ってソプソロが歌い始める「オルガンミサ」のAgnus Deiも忘れ難い。

弦の上を綱渡りしているようなソプラノに少し不安を覚えたのも事実だが、今思うと、この時の体験が彼女を大きく成長させたのではないかと思ったりもする。(妄想ですから)

五中のKv65を忘れるところだった。

アンコン史上不朽の名演と思っているのであえて順位はつけないでおきたい。

また、直近の第7回アンコンの演奏はまだ聴けていないので、演奏したであろうAgnus Deiは選考から外す。

おそらく私の想像を遥かに超えた名演奏だったに違いない。

後日DVDを入手予定なので確認したいと思っている。


順位をつけるということでつらつら書いてみたものの、やはりどの演奏も甲乙付け難いというのが正直なところ。

がしかし、強いて、強いて総合順位を付けるとするならば私は、キャシー姉の超絶ソプラノが聴ける第2回が二中アンコンの最高峰になるのではないかと思っている。

あの回は姉キャシー筆頭にアルト、テノール、バスの全パート実力者が揃い、奇蹟のようなメンバーだった。

妹キャシーが全国にその名を轟かせた第3回アンコンももちろん名演奏だと思うが、彼女のオンステージだったような印象が強く(個人の感想です)、二中合唱部の総合力という点で第2位に甘んじると私個人は考えている。

総合点では第2回に軍配を上げるが、個人的に最もよく聴いたのは第3回だった。

そこが芸術分野の難しいところで、ここまでレベルの高い合唱になると、最後は個人的な好き嫌いが影響を与えてしまう。

まだ見ぬ第7回アンコンも、私の手(目)にかかるとトップに君臨するんじゃないかと、贔屓の引き倒しが得意な自分が心配だ。



           7アンコン
                  一躍トップに躍り出るかもしれない第7回




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アアメン アアアーメン ♪ その2

2014年03月20日 22:29

二中の演奏したKv258がとても素晴らしく、なかでもGloriaは秀逸で大いに感動したと書いた。

しかしながら、前回の記事では私の感動の半分も伝えられなかったのではないかと思い、今日改めてその感動を追記することにする。

Gloriaばかりで恐縮だが、動画時間でいうと4分11秒、オールスターズが大写しになるシーンから。

まずはメンバーの容姿端麗な姿に感動、よくぞ揃えたものである。(笑)

そこから始まるフーガが実に見事なのだ。

バス → アルト → テノール → ソプラノの順に

Cum Sancto Spiritu in gloria Dei Patris Amen ♪ を歌い出す。

言葉の誤用と知った上で書くが、それこそ「鳥肌が立つ」思いだった。

以前これと似たような感動を覚えたことがあったが、あれは何だったろう?

そう、あれはモーツァルト最後のシンフォニーKv551最終章のフーガだ。

「ドレファミ音階」と「チャンチャチャーン チャララララララー♪」

 ※ まことに幼稚な表現で面目ない

壮大な宇宙を想起させることからジュピター交響曲と呼ばれているのは御存知の通り。

あの「天上の響き」を私はKv258に感じ取ったのである。

フーガの終わりにテーマが集結しオーケストラが一体となる部分は、二中が一糸乱れずやってのけたアーメンコーラスと共通するように思う。

撫子部長の高らかに歌う姿が印象的な(クリスチャンに違いない)、アアメン アアアーメン♪ に続く、
アアメン アーメン♪ に アーメン♪ が重なるところは何度聴いてもシビレる。(4分34秒)

あれほど純粋で優しいアーメンを重ねられたらモーツァルトも本望だろう。


Gloriaでどれだけ私が感激したかお分かりいただけただろうか?

顔ばっかり見てるわけじゃないんです!合唱を(も)ちゃんと聴いてるんですから!

個人的な要望を書かせてもらうなら、副部長には「大ミサ Kv427 Kyrie」に挑戦してもらいたい。

映画「アマデウス」でサリエリが、訂正箇所のない完璧なモーツァルト自筆の楽譜を見て才能の違いを見せつけられ絶望し楽譜を落とすシーンで使われた曲である。

重みを感じるソプラノなので、重厚なミサ曲も歌いこなせるように思うのだ。

「戴冠式ミサ Kv317 Agnus Dei」もいいかもしれない。

以前記事で、二中合唱部にはモーツァルト後期の宗教曲は楽曲が立派すぎて合わないのではないかと書いたことがある。

今回の演奏を聴いて私は、この意見が間違いであり撤回すべきであるという結論に達した。

中学生でありながらKv258をこれだけ歌えるのなら、ミサブレビスに限らず後期の大曲だってこなせるに違いない。

私はまったく思い違いをしていた。

モーツァルトが合唱団を選ぶのではない、二中がモーツァルトを選ぶのだ。

あまりに素晴らしいソプラノだったので留年してもらって来年も再登板して欲しいが、たぶんハイジが出番を待ってるだろうからそれは無理だろう。(笑)

「証」の時から出場していた二人が最後のアンコンステージに立ち中学生合唱を締めくくる、それを見届けられる我々は僥倖である。

ファンとしてこれに優る喜びはない。


ああ、今日もキモイほど入れ込んでしまった。反省反省・・・(笑)



             amadeus.jpg
               そのうちコンスタンツェちゃんとか登場しそうだな

アアメン アアアーメン ♪

2014年03月15日 14:07

半年間のご無沙汰でした。

久々に更新します。

Nコン全国大会、「人間の顔」、「未来に響け!」、全国合唱祭、アンコン、それから先日放送された「震災から3年 明日へ」のことなど、いろいろありすぎてどこから書いたらいいか迷っている。

私は別サイトでそれらのことについて、微に入り細に入り、自分でも気が触れたんじゃないかと思うほど行き過ぎた妄想を書き散らしているのだが、さすがの私も不特定の方々が読まれるこのブログにおいてそれらを書く勇気はない。

「来年度のエースはこの二人」 
「再来年の幹部候補生みーつけた」 
「輪廻転生の漢字を入れ替えたら素敵な四字熟語になった」
「ホームセンターで美女なでしこという花の種を見つけた」等々・・・

といった類のもので、常識ある中高年には絶対考えつかない、キモイことこのうえないものばかりである。

したがってとてもじゃないがここでは発表できない。

というわけで今回は無難に?アンコン動画について書いていくことにする。

いつもながら動画をアップしてくれた人に感謝したい。

この動画があるとないとじゃ二中合唱の実力も魅力も半分しか伝わらない。

「モーツァルトは二中に限る」と真剣に考えている私としては、毎年二中がモーツァルトをどんな風に聴かせてくれるか、Nコン以上に楽しみだと言っても過言ではない。

県コンクールだからKyrieとGloriaしか聴かれないのは少々物足りない感じもするが、それでも十分堪能できる演奏内容だった。

昨年私は二中が第7回アンコンで演奏する曲を素人予想してみたが、まさかKv258を選ぶとはまったくの想定外だった。

曲自体は聴いたことがあって、Agnus Deiを除くとほとんど退屈な、モーツァルトにしては冴えないメロディーが並んだ曲だという思い込みがあり、とても中学生が演奏するにふさわしい曲とは思えなかったのだ。

ところがである。

二中バージョンで聴くと、退屈なメロディが俄然輝きを放つのである。

マエストロの曲解釈と、二中ならではの美しいハーモニーが相乗効果を発揮してこの曲を劇的に変化させたのだろう。

中学生とはレベルの違うかつて聴いた世界的合唱団の演奏より二中の演奏に心惹かれるなんて、私の耳はどうかしている。

しかしこれが「二中マジック」なのかもしれない。

ド素人の私が考えることだから聞き流してもらいたいと思うが、私は中学生ならではの声の魅力というものを信じている。

いくら名門中学合唱部といえど、技能、技量という面では逆立ちしても声楽の専門家や有名合唱団に敵わないだろう。

それは二中管弦楽部とて同じで、いくら超絶演奏を繰り広げても、N響はじめプロ演奏家には到底及ばない。

いうまでもないがそれは当たり前のことであり、彼等の実力を貶めるものではない。

技能面では大人に敵わない中学生合唱が唯一絶対的に有利なのがその若い声である。

これは弦楽合奏も持ち得ない中学生合唱だけの武器ではないだろうか。

中学生にしか出せないバイオリンの響きとかオーボエの悲哀とか聞いたことがない。

十代前半にしか出せない、真っ直ぐで希望に満ち溢れた若く輝いた声というものは、彼等だけが持ち得る特権のようなものではないだろうか。

私は合唱と弦楽合奏が決定的に違うのはその点ではないかと考えている。



Kv258の動画について話を戻す。

演奏前、全景が映った時点で私の目は確実に彼等をとらえた。

撫子部長の美しい立ち姿が目を引く。(ベストドレッサー賞を授与します)

ソプソロは蘭、バックコーラスは撫子、ハイジ、クララ。

私が一昨年のNコンから注目していた現役二中オールスターズが勢揃いしているではないか!

今回は3年生がたくさん出場してくれていて嬉しい。

Kyrie Kyrie ♪ いきなり合唱が始まる。(いいぞいいぞ!)

副部長のソロが格段の進歩を遂げているのに驚いた。

声質がしっかりしていて声量も十分、オルガンミサの時より安定感がある。

彼女の声なら、雀ミサやオルガンミサのようなどちらかというと可愛い旋律を歌うより、このミサ曲の方が合っているかもしれない。

アルトソロの声にも注目したい。

小さい体でよくあんな声が出せるなと感心する。

中学生らしからぬ久々にアルトらしいアルト声を聴いた気がした。

今年もアルトは盤石だと確信する。

今回はラテン語の発音がとても明瞭になったように思うが、フランス語楽曲を演奏した経験がいい影響を与えたのかもしれないと一人納得したことも付け加えておこう。


Gloriaは秀逸。

最近私がよく口ずさむメロディーがアーメンコーラスの最後、

アアメン アアアーメン♪

4分30秒、撫子部長の誇らしげに高らかと歌う姿が実にかっこいい。(笑)

このアーメンコーラスの素晴らしさは、第1回アンコンでキャシー部長が響き渡らせた大アーメンに匹敵しよう。

私が初めて二中合唱に心を奪われたのがKv194のアーメンである。

いずれのアンコンにおいてもGloriaは必ず演奏する二中だが、ここ数年の中では間違いなくトップクラスのGloriaであると私は断言する。

「未来へ響け!」の中に、合唱部の目標は先輩の演奏に追い付くこととあったが、少なくともこのGloriaでは追いつき追い越していたように思う。

正直に言って今回のKv258に涙を流すことはなかったが、何というか、ヘンデルのMessiahを聴いてる時に感じる思わず起立したくなるような凛とした演奏だった。


男声がいい意味で突出してないところもいい。

Nコンではそれほど聴こえてこなかった低音の素晴らしさはさすが二中。

出しゃばらず、ひたすら女声を支えてますといった感じが好印象。

弦楽のまとまりも昨年以上に良かった。

ダイナミックさは群を抜いていると私には聞こえた。


私はここ2,3年の中では最も聴き応えのあるモーツァルトだったように思う。

マエストロの選曲の確かさと部員一人一人のレベルアップが、聴く者の心をとらえたに違いない。

全国大会で演奏するだろうCredoやAgnus Deiもきっと素晴らしいはずだ。

成績は二の次三の次、いかに聴衆の心を奪うかが大切で、それは二中合唱部の最も得意とするところだと信じている。

チーム撫子、頑張って!


             福島大会
               この時点でオールスターズ4名の出場を確認できました
               (どんだけ見てるのって話ですが・・・笑)






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