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テンポと演奏時間

2014年06月29日 09:16

何もわかっちゃいないド素人の私が、素人なりに考えたことを書く。

ご常連さんからKv258のCredoについて、「完成度の高さでは本選だが、テンポに関しては予選の方が好きだ」というコメントを頂いた。

実は私もそう感じるところがあったので、ちょっと気になって演奏時間を測ってみた。

コンマ単位での正確さを無視すれば、Credo全国予選 4分52秒 同本選 4分51秒で、計測誤差を考えれば予選も本選も演奏時間はほぼ同じという結果に。

演奏時間は同じなのにテンポ感がずいぶん違う、これは「雀ミサKv220」の時にも感じた。

全国大会でのKyrieのテンポが、県大会の時より遅くなったと私には聴こえたのだ。

せっかくのシンコペーションがずいぶんゆっくりしていて、正直間延びしているようにも聴こえた。

しかしこれも演奏時間は1、2秒しか変わらない。

テンポが早いとか遅いとかズレているとかよく言っているが、今はテンポと演奏時間の関係が頭の中で???状態である。

ものはついでと、第7回アンコンの福島県大会、全国予選、全国本選における、二中Kv258の演奏時間について調べてみた。

KyrieからGloriaまでの4楽章を3ステージ毎に計測した結果、3ステージともに各楽章の演奏時間は1秒以内の差しかないことが判明。

測定誤差を考慮すればほぼ演奏時間は同じと考えて差し支えあるまい。

テンポの違いは別にして、私はピッタリ演奏時間を決めるマエストロの指揮に改めて驚嘆した。

指揮者というのはこのくらい出来てあたりまえなのかもしれないが、私にはウルトラ技としか思えない。

ちなみにNコンでの演奏時間はというと、

「友」   東北ブロック4分15秒、全国大会4分12秒

「fight」 東北ブロック3分39秒、全国大会3分44秒

「証」   東北ブロック4分11秒、全国大会4分06秒

さすがに演奏時間が4、5秒違ってくると、素人でもテンポの緩急がわかる。

アンコンは、Nコンブロック大会と全国大会との間隔に比べ数ヶ月も開きがある。

にもかかわらず演奏時間に変化がないというのは、マエストロの卓越した技量の成せる技なのか、それとも音楽観の統一がすでに十分図られていたということなのか、そのへんはわからない。

演奏時間ひとつとっても、合唱って奥が深いなーと改めて実感させられた。

またしても二中にヤラれた!そんな感じである。(笑)


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二の五の言わず書けばいいのだ

2014年06月28日 22:14

五中の感動が新しいうちにレビューを書いておきたい、これは本音である。

しかし我が脳味噌は、その前に二中を忘れてないか? お前はどっちの味方だ? と揺さぶりをかけるのだ。

仕方ない、煩悩の命ずるまま二中レビューを書くとする。

県大会でのGloria、中でも「アアメン アアアーメン♪」にいたく感動した話は何度も書いた。

もちろん全国大会でもその素晴らしさは変わらない。

いや、むしろ映像も音もネット動画より高品質になったぶん、県大会では聴こえなかった部分がクリアーになり、より感動が深まったと言っていい。

KyrieからAgnus Deiまで、それぞれに聴きどころ見どころがあるのだが、今回はGloriaとCredoに限定し、ヲタの真骨頂、木を見て森を見ず、超近視眼的レビューをしていくことにする。


☆Gloriaのアーメンコーラス

アーメンコーラスが好きな私は、繰り返し繰り返し再生し、妙なる調べを堪能しているわけだが、今回また新たな発見があった。

フーガが始まりソプラノパートが、Cum Sancto Spiritu in gloria Dei Patris Amen を歌い出す。

フーガが終わって合唱になる直前の、「アーアメン♪」が実に小気味いいのだ。(フーガが始まって13秒後)

マエストロのリズミカルな指揮とピッタリ合っていて、県大会よりグッとメリハリの効いたAmenだったように思う。

残念なのは、私がこよなく愛する、アアメン アアアーメン♪の時、予選本選ともにカメラが男子を映していたこと。

林先生じゃないけど、「どうしてここで男声映すの?ソプでしょ!」

少なくともアーメンコーラスの映像は本選よりは予選の方がいい。

最後のアーメーン♪ではソプラノ4名にしっかりレンズを向けていたから。

念のため書き添えておくが、私は何も最後のアーメンコーラスだけを褒めてるんじゃない。

前半にも素晴らしい箇所はあった。

あったけど私の乏しい音楽知識では表現できないのだ。

悔しいが、次、Credoに進もう。


☆Credo

どのミサ曲においてもCredoは難しいようだ。

ラテン語の歌詞がベラボーに長いし、曲の構造も複雑。

よくまあ意味不明のラテン語が覚えられるなと毎回感心する。

聴きどころは中間部の、Et incarnatus est~ の朗々としたテノールソロとそれに続くお経のような男声、そしてソリストたちの奏でる神秘的な旋律だ。

曲想が大きく変わるこの部分は、不安定な旋律が続き、聴いてる方も不安を感じるが、そこを切り抜けた後、二中合唱の持ち味が最大限に発揮される明快な旋律が待ち受け、私的聴きどころ見どころもこの後すぐやって来る。

non erit finis♪ non erit finis♪ を歌い終わり、弦がチャ・チャ・チャ♪ と転調するのに合わせて、撫子リーダーが微笑み浮かべてリズムを刻むところ。(毎度毎度ご登場願って恐縮です)

ここは予選の映像が素晴らしい。

本選映像ではここでまたしても男声を映している。(こらっ!)

ソプソロが、Et in Spiritum Sanctum~を歌い出すと、それに合わせて急にカメラが切り替わる。

「いけねー、ここからはソロだった」、慌てふためく様子が見てとれる。

予選本選とも、私的にはここからが白眉。

カメラは約30秒間切り替わることなくソプソロ、アルトソロを映し続ける。

軽やかでありながら艷やかでもある弦楽伴奏は合唱との相性が抜群で、今回も歌曲のようなモーツァルトを堪能できた。

ソプソロ、アルトソロの掛け合いは県大会を上回るほどの出来栄えで、軽快な弦楽伴奏と三位一体となった演奏はこれぞアンコンの醍醐味である。

私自身、左耳でソプソロ、右耳でアルトソロを聴きながら、目はしっかり撫子スタイルに釘付けと、三位一体で陶酔したのだった。(きもっ!)
 
まさに至福の時間であり、二中ファンで良かったと実感する瞬間である。

ソリストの声を聴きながら、ウンウン頷きリズムをとるバックコーラス3人も見ていてとても微笑ましい。

予選ではこの時、門脇麦、撫子、ホワイトパピ子の3名がうなずきトリオを務めている。


ここからが二中の十八番だ。

Et unam,sanctam,catholicam,et apostolicam Ecclesiam ~ Amen

ソリストの掛け合いが終わり、仲間に入れろとばかりに天使たちが地上に降り立ち合唱を始める。

通常はフーガになるこの部分、二中ならではのしなやかなハーモニーで歌われると、わずか50秒にも満たない部分にも起承転結を感じてしまうのは、曲の構造なのかそれともこの学校の力なのかわからなくなってくる。

恐るべし郡山二中!

AmeA-men AmeA-men♪  

BRAVO!!



まだまだ聴きどころ見どころはたくさんあるが、今回はこの辺で勘弁しよう。(笑)

次回はAgnus Deiあたりを攻めようかと考えている。

Kyrieも書いておきたいし、表彰式レビューという私の得意技も残っている。

この調子でいったら五中レビューはいつのことになるやら・・・。

思わず二中に力が入ってしまったが、私が本当に書きたいのは五中レビューなのだ!

嘘じゃない!

納得の第7回アンコン

2014年06月21日 11:10

アンコン三昧の日々が続いている。

本選に残るだけあってどの団体も聴き応え十分。

素人の私でも、第7回は出場校の実力が拮抗した非常にレベルの高い大会だったことがわかる。

各団体の演奏をひと通り聴いてみたが、郡山勢はさすがに上手い。

これまであまり関心のなかった郡山東や安積中のきれいなハーモニーが私にはとても新鮮で、実力校が群雄割拠する郡山にあって、着実にそして確実に力をつけてるんだろうなと、脅威を感じながらも今後の活躍を期待せずにはいられなかった。

そんな多士済々のなか、やはり、郡山高校、安積黎明、郡山二中、郡山五中など成績上位校の合唱は格別である。

郡山高校は、一段と美しさを増した姉御のソプラノと、ザ・たっちのようなテノール二人の声が強く印象に残った。

さすがは二中出身だ。

講評にもあったように、ホールの響きを十二分に活かしてハーモニーを美しく響かせていたように思う。

見事な黎明トーンを響かせた安積黎明もまた同じ。

アンコンにはそれほど注力してないように思えるこの学校だが、繊細かつ優美な女声合唱はさすが名門合唱部である。

演奏が始まるやいなや、ステージから客席へ、静寂が伝播していくような感覚を覚えた。

背中がゾクッとする瞬間である。

気になったのは黎明に限らず日本語歌詞がよく聴こえなかったこと。

ある曲を初めて耳にする人がいたとして、歌われている曲の歌詞が全部わかるかと問われたら、さてどうだろう?

私自身は八割方聞き取れるような気がしているが、正直テロップが欲しいと思う。

たぶん合唱としての歌い方には問題ないのだろうし、合唱曲とはそうしたものだと言われればその通りなのかもしれない。

難解な合唱曲でしばしば見受けられる不自然な言葉の抑揚、私はあれが苦手でもう少しアクセントを考えて作曲してくれないかと思ってしまう。

私の耳が退化したせいかもしれないが、よく皆さんあの日本語歌詞が聞き取れるものだと感心する。

その点ラテン語ミサ曲など外国の宗教曲はいい。

歌詞がほぼ決まっていて、ラテン語などわかるはずもない私でもどの部分を歌っているかすぐわかる。

演奏中テロップが欲しい時もあるが、同時に、日本語楽曲でテロップが流れるようじゃ合唱もオシマイだという気もする。


さて二中だ。

おおっと、国生さゆりを投入してきたか!

国生とアルト3年はいずれもアンコン経験者で2回目の出場だ。

副部長は3回目だから、撫子部長含め3年生が4人投入されたことになる。

やはりアンコンは部長副部長が出場しなきゃと思っている私はこのメンバーに大満足。

県大会に出場していたクララの姿が見えないのは残念だが、ハイジが頑張ってくれるはずだ。

ネット動画と比べ映像も音も格段にクリアーだから、部員の表情も声もよくわかる。

一際目につく「なでしこスタイル」にまず大感激!(そこかい!毎度毎度で恐縮です)

福山で行われた全日本大会を観戦した人が、ひと通り演奏の感想を述べた後、「部長の脚が素晴らしく長かったのも印象的」というコメントを寄越したのを思い出す。(笑)

ソリストもバックも上手いこと上手いこと!

県大会よりさらに磨きをかけたそのハーモニーはまさに圧倒的。

これほど気迫の漲った二中合唱は初めて聴いたような気がする。

Credoの完成度の高さに驚嘆するとともに、Agnus Deiにおけるアーメン止めも実に見事だった。

宗教曲をこれほど色彩豊かに表現できる団体は二中をおいて他にはあるまい。


二中のモーツァルトにさんざん唸らされた私も、五中を聴くとさすがに黙らざるを得なくなった。

二中にはない静寂さがある。

Kyrieが始まると、押し寄せる波のように、音符という波紋が心にじわじわ広がっていくのがわかる。

ラインベルガーは五中の演奏以外では聞いたことがない私が、たちまち曲の魅力に引き寄せられた。

16名というアンコンにしては大編成の管弦楽は、室内楽というよりオーケストラに近い。

どうして中学生に混じって大人が伴奏しているのか?二中に悪いじゃないか!

そう思うのだが、夏川りみを美人にしたような第一バイオリンと、川口春奈によく似た管楽奏者に免じて許す。(笑)

管弦楽部はそのサウンド、ビジュアル両面からみて相当レベルが高い。

合唱は見てくれも大事という偏見を堅持している私であるが、五中も立派に合格レベルにあると保証する。

GloriaとAgnus Deiのオーケストレーションは格段に素晴らしく、合唱との相乗効果で生まれる迫力ある音響は見事というほかない。

それにしてもソプラノソロは素晴らしいの一言。

声に清潔感があって透明で清澄、宗教曲を歌うためにその声はあるように思えてならない。

昨年のKv65の時に聴こえた、天上から降ってくるようなその美声は今回も私を裏切らなかった。

明るさ、悲しさ、静かさを自在に表現できる稀有な歌声は賞賛に値する。

彼女が二中生だったら、私は間違いなくキャシーの称号を与えただろう。

よっちゃんと並ぶ、五中の歌姫である、これからの活躍に期待したい。


五中の演奏についてはあまりに感動したのでここでは全てを書ききれない。

次回あらためて書かせてもらうつもりだ。


アンコン二中  アンコン五中
          Agnus Dai?




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