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青田刈り

2015年04月09日 22:53

昨年二中が全日本コンクールで演奏した「生きる」について書く。

ご常連さんによると、全日本コンクールでは全国大会終了後直ちに収録した音源がCD化され会場で販売されるらしい。

動画サイトにもハーモニーコンサート「生きる」の演奏がアップされていて、動画の音声をCD音源と入れ替えてやろうと試みるも、演奏時間が若干違うようで音と口の動きがどうにもマッチせず諦めた。

ハーモニーコンサートといえば、私が再来年のエース間違いなしと目星をつけたLong Tall Sallyの姿がない。

辞めたのか?それとも特設部員なのか?

私の心は千々に乱れたが、今年三月の全国合唱祭に出演しているのを確認し胸を撫で下ろした。

そのエースはこれを書いてる時点で2年生のはずだから、早ければ年内にも幹部就任の情報を聞けるかもしれない。
(二中の部長人事は全国紙で発表する価値があると私個人は思っている)

現幹部を大きく見誤った私の目利きも、今年こそは大丈夫のような気がしているのだが・・・。

この際だ、「生きる」は放っといて、幹部候補生について話そうか。(笑)

一口に幹部候補生と言っても、来年の幹部なのか再来年の幹部なのかわかりづらい。

とりあえず私は幹部候補生について次のように区分けしている。

Nコン開催当時2年生だった幹部候補生をNE、1年生をNNEとし、またNはNEWとNEXTの意味を持つ。

新幹線かっ!(笑)

いっそのことN80系友とかNN81系さくらの方がわかりやすいかも。

Nコンや全日本での集合写真、合唱関係の映像や全国合唱祭、アンコン情報など、入手できた資料を丹念に丹念に読み込み、まずは学年を特定、そのうえで幹部候補生になるべき資質、条件を持ち合わせているかを判断する。

誰もが一目置く歌唱力や本分である学業成績、リーダーシップなど、比較的基準にしやすい「資質」はともかくとして、判定者の主観が大きく影響する「条件」というのが難しい。

残念ながらのその「条件」を記す余裕はないので、ぜひ過去記事を読んで欲しい。

そこら辺りのことが異様に詳しく書いてあるから。(笑)

とりあえず私はNNEを3人に絞込み、そこに私が考える「条件」を加味し検討した結果、◯◯と◯◯に決まった。

なおこの決定は今年のNコン次第でいとも簡単にひっくり返る可能性があることはいうまでもない、悪しからず。


では「生きる」に戻る。

「人間の顔」では中学生のスーパー合唱に唸らされ演奏そのものに驚嘆したという実感があったが、「生きる」は合唱曲の持つ味わいを堪能出来たように思う。

三善晃作曲というのも私がこの曲を好ましく思えた理由の一つかもしれない。

「人間の顔」が反戦の歌だということを知ったのは最近のことで、一昨年から何度も聴いていたはずなのに全然そんな曲だとは感じなかった。(何の知識も持たず初めてこの曲を聴き、即座に反戦を思いついた人は尊敬に値する)

外国語曲だったせいもあるのだろう、歌詞の意味など全く意に介さず、ただただ迫り来るリズムと旋律を見事に歌い上げる二中合唱に耳を奪われていたように思う。

私はⅤ章を聴くと、どういうわけかモーツァルトのト短調メヌエットが思い出され、静かに響くⅥ楽章は女声の美しさに心を奪われ、難解なⅦ楽章では現時点で考えられる中学生による最高峰の超絶合唱を聴いたような気がした。

楽曲よりも合唱そのものの感動を味わうために用意された曲のように私には思え、そういう意味での感動は非常に大きく、毎年Nコンでみせる透明度の高い美しいハーモニーとはまた別次元の、二中合唱の意外にパワフルでエネルギッシュな側面を「人間の顔」でみせつけられたという印象が強い。

それに対し「生きる」は、人の心に響く美しい旋律に溢れ、日本語楽曲ということもあり難解な印象もなく、透明感あるいつもの二中合唱を素直に楽しめる曲のように思える。

合唱曲にありがちな、何を歌っているのかテロップなしではわからないという言葉の問題も、今回は見事なくらいにクリアー。

昨今、「動物に餌をあげる」なんていうのはまだ序の口で、「玉ねぎをみじん切りにしてあげます」だの「鍋肌から醤油をまわしかけてあげます」などと聞いても大して違和感を覚えない人が多くなったこの時代に、「美しい日本語」などというものは都市伝説に近いと確信している私も、美しいかどうかは別にして、歌詞が実に明瞭に聴こえたことは高く評価したい。
 
聴き手に強く訴えかけるという意味でこの「生きる」は、私がこれまで聴いた二中の日本語楽曲の中で限りなくベストに近いものである。

歌い手の思いをしっかり伝えることに成功したのは、単に言葉の処理が優れているだけでなく、感情を上手く旋律に乗せて歌う優れた表現力とハーモニーの秀逸さあっての話であることは言うまでもない。

全日本コンクールではこれまで多くの外国語宗教曲が演奏されてきた。

もちろんそれはそれで聴き応えがあるのは間違いないが、こういう演奏が出来るのならこれからは優れた日本語楽曲も視野に入れた選曲をして欲しいと思う。

ただくれぐれも不協和音満載でかつ歌詞が意味深過ぎて理解不能な超難曲はやめて頂きたい。

素人には耳が寒々しくなるだけなので。(笑)


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Bravo! Kv49

2015年04月04日 20:36

五中がKv49を演奏してくれたことはモーツァルト大好き人間としては嬉しい限りだ。

いつだったかこのKv49はぜひ五中にやって欲しい、いや二中でもいいと書いた記憶がある。

Credoの長いバス部分がネックになるが、そこさえクリアすれば限りなく名曲だからと。

五中のマエストロがこれまで演奏したモーツァルトミサ曲のパターンから考えると、前奏のあるKyrieは選ばず、いきなり歌から始まる曲を選ぶはずだという私の素人見解が今回は的中したようだ。

毎年毎年よくまあ素晴らしいソリストを育てるものだと、私も毎回毎回感心している。

去年も天使の歌声に随分感動させてもらったが、今年も実に魅力のある声だった。

去年の非常に透明感のあるミラクルボイスに対して今年は、落ち着いた和らいだ声の持ち主という印象がある。

ところで天使の声かどうか知らないが、私が天使ちゃんと呼んでいる五中合唱部には珍しい天真爛漫なアルトの姿がないのはなぜ?

受験の都合であればしかたないけど・・・

二中のKv258 Gloriaのアーメンコーラスに我を忘れるほど大感激したことは呆れるほど書いてきたと思うが、この曲もGloriaの終わり方が秀逸だ。

終わりのアーメン♪をキリッと締めくくっているところなんか憎らしいくらいに小気味いい。

第6回アンコンで披露したミサブレビスKv65 AgnusDeiにおいても、これ以上ない見事な締めくくりを見せたのを思い出す。

普通はパーチェン パーチェーン♪と終わることが多いのに、パーチェン パチェン♪と緊張感を保ちつつ短調曲に相応しい劇的な終わり方をみせた。

このマエストロ、モーツァルト振らせたらおそらく日本では右に出る者はいまい。(このことは毎年書いてるような気がするが、毎年そう思うのだから仕方ない 笑)

女声男声ともに非常に真面目に聴こえるのもこの学校の特徴かもしれない。

音楽と真剣に向き合っているというふうに私には聴こえ、時にそれは聴く者にも緊張感を強いるほどシビアーで甘えのない音を紡ぎ出すのではないかというのが私の素人見解である。

そこが五中ハーモニー最大の魅力であり私が高く評価する所以でもある。

二中同様ここも管弦伴奏のレベルは高いと思うが、ファーストヴァイオリンが若干浮いて聞こえたことは残念だった。

きっと本選までには修正されるはずだ。

マエストロのモーツァルトよ永遠に!

二中で聴くヴィヴァルディ

2015年04月04日 20:05

二中が第8回アンサンブルコンサートに選んだのはヴィヴァルディの宗教曲。

てっきりモーツァルトを演ると信じていた私は、少しの失望感と違和感を覚えながらも、未知なる演奏への期待感と好奇心で胸が弾んだ。

私自身ヴィヴァルディについての知識はほとんど持ち合わせておらず、孤児院で音楽を教えた赤毛の司祭で、「同じ曲を500通りにも使い回した作曲家」くらいのイメージしかない。

当然知ってる楽曲も少なく、「四季」と「調和の霊感」くらいで、宗教曲なんか聴いたことがない。

誰でも「四季」と聞いて真っ先に思い浮かぶのは春の一楽章と冬のラルゴだろう。

あまりにポピュラー過ぎてここ何年も聴いてないという人も多いのではないだろうか。

そして「四季」といえばこちらも超有名、おなじみイ・ムジチで、私はアーヨ版とカルミレッリ版が強く印象に残っている。

その程度の貧弱な知識でヴィヴァルディの宗教曲を楽しめるのか不安もあったが、そこはさすがの二中である。

冬真っ只中に聴いたにもかかわらず、明るい歌声と華やかな弦楽伴奏は、あたかもそこだけ春の陽光が差しているような温もりのある演奏で、ここには確実に春が来ている、そう思えてならなかった。

合唱以上に印象的だったのが、ハツラツとして実に鮮やか、豪華極まる弦楽伴奏である。

本家イ・ムジチも腰を抜かすほどの名演奏だった。

今後アンコンに出場する二中管弦楽部は「二・ムジチ合奏団」と名乗るべきである。

さて肝心の合唱の方はというと、第一楽章は文句なしに素晴らしかった。

残念なのは出場メンバーが私の予想と大幅に食い違っていたことである。

私は昨年のNコン全国大会の模様からひとり勝手に部長就任間違いなしという人物を見つけた。

朝ドラ「まっさん」のエリーに似た子で、エリー部長と命名し密かに就任を待ち望んでいたわけだが、それが郡山駅のクリスマスコンサートで新部長はアルトの別人だと教えられ私の予想は大ハズレ。

ご常連さんが撮影したクリスマスコンサート映像を見せてもらい、次期部長はどの子でヴィヴァルディの「Gloria」がどんな曲か初めて知った次第である。

やはり部長さんになろうって子は1年生の時からNコンに出場し経験を積んでいるという大原則を私自身が見落としていたわけだ。

その上、アンコン選抜に勝ち残れそうな、歌いっぷりに力を感じるメンバーを8人見つけ出し、受験事情さえ許せば確実に出場すると睨んだ面子も不出馬であった。

エリーさんともう一人ソプラノメンバーの顔が見えなかったのも予想外だった。

前回の県大会、特にソプラノは間違いなく「顔」で選抜したはずなのに・・・(笑)

 
話を戻すと、第一楽章出だしの Gloria Gloria♪ から二中ハーモニーは全開で、声質の美しさと統一感の素晴らしさは健在。

通奏低音に支えられたヴィヴァルディの明るい旋律は、透明度の高い声を特徴とする二中にこれ以上相応しい曲はないと思わせるほど絶妙な組み合わせだった。

ハイジによるソロを期待した私もこの曲ならば諦めがつくし、要所要所しっかり彼女のソプラノが耳に届いたのは、改めて彼女の実力を知る絶好のステージだったといえる。

嗚呼、それなのにそれなのに・・・

後半曲が進むにつれ、だんだん私の集中力が衰えていくのである。

理由はわかっている。

決して二中合唱が退屈なのではない、楽曲そのものが退屈になってきたせいである。

お前はビジュアル中心で見ているのだから曲は関係ないだろう!

そう思った人がいるかもしれないがそれは大きな間違いだ。

いつも言っているように、私は音楽を鑑賞しながら部員も鑑賞しているのであって、部員を凝視するついでに音楽を聴いているわけではない。

まぁどっちにしても退屈してきたのである。(笑)

これは明らかにヴィヴァルディの曲のせいである。

これがモーツァルトならこんなことにはならなかったろう。

私は聴き手としては素人だから、演奏そのものが素晴らしかったとしても、楽曲がそれに伴っていなければ感動を覚えることはない。

超難曲を見事に歌い上げる合唱団があったとしても、その超絶合唱を認めることは出来ても心から感動するというのとは少し違うような気がする。

もちろん超絶技巧に心を揺さぶられるという経験は二中や黎明でいやというほどしてきた。(笑)

しかし二中、黎明の超絶合唱は、もうこれはすでに当然であるという大前提が自分の中で出来上がってしまっているため、よほどの演奏でなければそう毎回毎回心を揺さぶられるわけではない。

メンバーは毎年入れ替わり新体制で演奏するのに、聴く方はつい過去の合唱と較べてしまう。

これでは歌う方はたまらない。

だから私も初心に立ち返り、つまり初めてキャシーの歌声を聴いて心臓を鷲掴みにされたような感覚をいつまでも引きずることなく、耳も心も白紙に戻して聴かなければと思っている。

そういう意味でも二中の初ヴィヴァルディはたいへん新鮮で新境地を拓いた感があった。

私自身二中はバロックと相性がいいはずだと思っているが、それでもどうしてもモーツァルトを選曲したならという思いは残る。

もちろんヴィヴァルディが素晴らしい作曲家だということに異論はないし、バッハとともにバロックを代表する音楽家に違いない。

しかしながら・・・

この辺りが音楽的素養のなさの表れなのだろう、よほどメロディーが魅力的でないと西洋の宗教曲など自分とはあまりにも縁遠い音楽のように聴こえてしまうのだ。

縁遠い、すなわち退屈だということである。

こんなことじゃいかん!二中に対しても失礼じゃないか!

私も精一杯の努力で何度も後半を聴き返した。

だめだやっぱり・・・。

最終章でも聴けばまた気分が変わるかもしれない。

だから私は全国大会で歌われるであろう終楽章を首をキリンにして待っているのである。


さて全国大会での二中は思ったほど成績が伸びなかったようである。

県大会のレベルを見る限り、多少退屈な宗教曲でも二中が歌えばそれなりに聴こえるはずなのに・・・。

審査員は音楽のプロなのだから、私のように演奏に感動したかどうかを基準に考えるなんてことはせず、あくまで演奏技術に重きをおいた審査を行うはずである。

気になるところだ。

実際の演奏はDVDの到着を待つより他はない。

二中、五中、黎明など有名校以外にも、是非見てみたい学校がある。

◯◯◯◯と◯◯◯◯だ。

なぜこの二校なのか?

敬愛するリンダさんとナタリーさんとカーネーションさんとナンシーさんが出演しているからである。

Whom do you mean?

It's secret. (w)

一般部門も二団体ほどお気に入りがあるのだが、その辺のことは本選映像を入手してから書くつもりだ。





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