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なかなかのヴィヴァルディ

2015年07月05日 11:41

二中のアンコン予選を聴いた、というより鑑賞したので、少し感想を書いておきたい。

あえて二中を遅らせたのは、日大東北、ウルスラに熱中しすぎたせいもあるが、お楽しみは後にとっておく方がいいと思ったからである。

曲の解釈が変わったところはないか、探しながら聴くのはとても楽しいし、もう一楽章も聴いてみたい。

はやる気持ちを抑え、まずは曲目をじっくりチェック。


                  二中予選表紙



郡山二・ムジチ合奏団の軽やかで華やかな前奏が期待感をふくらませる。

管楽器が加わったぶん、県大会より音が賑やかになったようで、とても贅沢な音楽を聴かせてもらっている気分だ。

コンミスのクールビューティーな横顔も印象的。

Gloria Gloria♪ Gloria Gloria♪

合唱の入りも颯爽として素晴らしく、県大会よりさらに溌溂と聴こえた。

いいぞいいぞ!

ソプがよく鳴っているようで、ソプラノ偏愛主義の私としては一安心。

微笑み浮かべて力強くタクトを振るマエストロが、とても頼もしく見える。

私は、このマエストロがステージでは微笑んで指揮されることにいつも感心している。

もちろん平素はそんなことはあるまい。

練習の時は鬼のような顔で叱りつけることもあろう。

ただ、ステージでは基本笑顔で部員に向き合われているように見える。

深刻な顔で指揮される先生が多い中、マエストロの存在は合唱とは何かを教えてくれる道標のようでもある。

ここで演奏について話を戻さなければならないのだが、メンバーのご尊顔を確認しているうち、一曲目はあっという間に終了してしまった。


二曲目、もちろん私には初めての曲で、短調ということもあって、「四季」の夏を思い出した。

「四季~夏」を聴く限り、日本人が思い浮かべる夏のイメージとは似ても似つかない風景がそこに広がっているようである。

CDの解説によれば、「焼けつくような太陽で、雷鳴と稲妻が鳴り響き、ハエが押し寄せ、あられが降り注ぐ」的な、過酷な状況を表しているという。

ノーテンキなイタ公が陽気なネーチャンをナンパしまくっているというイメージとはだいぶ違うようだ。

二・ムジチ合奏団の中学生とは思えぬ表現力に脱帽する。

奏者が指揮者をしっかり見て演奏しているのも印象的で、それだけ弾きこなすのが難しい曲なのかもしれない。

ハーモニーを重ねるのにも相当苦労しそうな曲で、表現力以前に歌い切るだけで精一杯といった感じもする。

そんな難曲にもかかわらず、寂寥感を上手く表現できていたのはさすが二中だ。

特にソプラノ、ハイジの声だろうか、曲の盛り上がり部分で、ステージいっぱいに広がる高音の豊かな響きは見事というほかない。

過去のどのソプラノオールスターズにも見られない、潤いのある味わい深い声に私はノックアウト寸前だった。


さあ次は退屈な三曲目だ。(笑)

演奏者には申し訳ないけどこの曲はどうも苦手。

松田聖子が昔歌った「天国のキッス」みたいな、スカスカ感がするからである。(あくまで個人の感想です)

もちろん二中の合唱も伴奏も文句ない。

文句はないけど・・・

なんというか、録音のせいか、合唱が若干遠い感じがするのだ。

一歩下がって歌っているようなとでも言おうか・・・

私が目で聴いている(笑)から余計にそう思うのかもしれない。

今回のアンコンは2・2・4の三列体制をとっている。

考えぬかれた末のフォーメーションだと思うが、もしマエストロが私に相談してくれたら(笑)、4・4体制を勧めたと思う。

私ならハイジと白雪姫を前列に出す。(男声ベテラン二人も)

前4人後4人だと撮影時に後ろ4人が見えにくいという欠点もあるかもしれないが、合唱のためだから泣いてもらうしかない。

そんなこんなですべてを聴き終えた感想は、一言で言うなら、そつなく上手くまとまった演奏で悪いところはひとつもなかったというのが私の評価である。

このレベルなら本選に進むのは当然だし、あとはどのくらい上位を狙えるかだ。

結果を知ってる者としては、本選で何が起こったのか大いに気になるところではある。

気にはなるが、いまだ日大東北、ウルスラを聴きまくっているせいで、やっとこさ二中予選に辿り着いたという有り様。

今回のアンコンは聴く方にとってもいつも以上にシビアーだ。

二中、五中、黎明、郡山高、ChoralAurora、クールシェンヌ等々、見どころ聴きどころは盛りだくさん。

目が4つ欲しいくらいだ。


侮るなかれ日大東北

2015年07月01日 23:00

日本大学東北高等学校合唱団を聴いた。

演奏曲はラインベルガーの「Benedixisti」、BUSTOの「O magnum mysteriun」の2曲。

ところでこの学校、福島県内では一般的にどんなふうに呼ばれているのだろう?

日大東北あるいは日高のような気がするが、日東というパターンも考えられる。

どうでもいいことはおいといて、演奏の話をしよう。

待て待て!

演奏以前に大事な話をしなければならない。

「月曜から夜ふかし」風に書くと、

1 顧問の先生が若くて美人だった件

2 オールスターズが4人もいた件

3 メンバーに有村架純がいた件

自分の得意技を繰り出しそうでコワイ。(笑)


顧問の先生、私はあゆゆ先生とお呼びしたいと思う。

間違っても浜崎あゆみの「あゆ」などと呼び捨ては許されない。

二中や五中のマエストロばかりを見てきたせいか、ステージに現れたあゆゆ先生は私の目には実に新鮮で、いやがうえにも演奏への期待が高まる。

見てない人に言っておくと、ちょっと堀内敬子を若くした感じといったらいいか?

ぜひ日大東北をNコンに進出させてくれ!

演奏が始まる以前に私は若い先生にお願いしておいた。


一曲目は、ラインベルガーがお得意の元五中キャプテンがFの音取り。

まずはBenedixistiを四部合唱、出だしは順調。

続いてバス、アルト、ソプラノ、テノールの順でハーモニーを重ねていく。

右スピーカーから撫子さんのソプラノがハッキリ聞き取れる。

さすがは元部長だけあって声はいいし高いし上手い。(あたりまえだ)

膨らみを持たせた歌い方は、ラインベルガー特有の波間を漂うような旋律の心地よさを十分再現できていたと思う。

また、少人数のテノールの声がとても柔らかく優しく響いているのに驚いた。

意外と言っては失礼だが、立派な体格に似合わない、繊細でありながら芯のあるテノールは、存外この合唱団の要になりそうな気がする。

ところでリボンとネクタイの色は、学年によって決められているのだろうか?

私の見る限り、1年生が緑で2年生が赤と理解したのだが、そうだとすると1年生が9人で2年生が4人出場しているということになる。

日大東北高校のHPを参照すると、部活動においては合唱部ではなく合唱愛好会と紹介されているが、支援制度等の違いはあるにせよ、今後期待が持てる合唱団であることには変わりない。


私の知っている二中オールスターズは3名いて、ソプラノの2名とアルトの1名である。(もし男子がいたら謝ります)

五中も含めると、13名中4名を知っていることになる。

男声を除けば女声8名の半分を知っているということだ。

もちろん映像でご尊顔を拝見しただけではあるが、4/8という割合は極めて二中含有率(笑)が高いと言っていい。

どのくらい高いかと言うと、Nコンに出てくる黎明のソプラノ全員を知っているのに相当するくらいに。(笑)

私はこれまで二中の次に応援するのは、五中、黎明と決めていたが、今回のアンコンで事情が変わったようだ。

二中が筆頭で、次に日大東北、それから五中あるいは黎明になりそうである。

この節操のない変わり身の早さには、自分でもほとほと呆れてしまうが、これも性分だ。


次に、曲が佳境に入り撫子さんが大きく映るシーン。

私は思わずそこで一時停止を押してしまった。

私は耳より目が忙しいのだ。

有村架純に似てるじゃないか!

過去私は、長澤まさみ、平井理央似の逸材を見つけ、最近ではテレ朝の竹内由恵に似た子も見つけた。

彼女の場合、似てないといえば似てないが、見ようによっては似ている。

いささか自信はないがそう思ったのだからしかたない。

あーあ、例によってまたやってしまった!(笑)

異論反論オブジェクションは一切受付けない。

                 ラインベルガ


2曲目の「O magnum mysteriun」はその有村架純が音取り。

Aを弾いたのはエースの証か。

やはり音取りした二人は高校でもエース部員なのだろう。

私がよく聴いていたリンダ・ロンシュタットも「O magnum mysteriun」という曲を歌っているのは偶然か?

冗談はさておき、これまでBustoの曲は二中の演奏以外聴いたことがなかった。

出だしのウイスパー念仏を過ぎると、O magnum~♪が静かに始まり、心地よい旋律が耳をとらえる。

耳と目はソプラノ定位置に移動した撫子さんに集中。

ソプラノは3名、前列にいるせいかここでも彼女の声は突出していて、まるでソプソロを聴いているかのよう。

この曲でも、テノールの優しい声音は目立つ。

テノール2名がバス3名にぜんぜん引けを取らないどころかリードしている感すらある。

体格のいい二人、将来はお坊さんになるといい、私はつまらないことを考えながらその声に聴き入った。

曲終わりのアレルヤコーラスも見もの。

ここでもソロを歌ってるかと思うくらい声が突出していて、アンコンの醍醐味を味わうことができた。

二中時代にソロを聴いたことがなかったので、あんなハイトーンが出せたのかと驚嘆の一言である。

声には性格が表れるというが、私にはひたむきさを感じる声に聴こえた。

                  Om


この団体を初めて聴いて、合唱に真剣に取り組む姿勢が、表情からも演奏からも強くうかがえた。

ただその裏返しで、全般的に演奏が真面目で堅いという印象もある。

偉そうなことを書いたが、素人の私でもこの学校の能力が高いことはわかる。

迫力ある混声合唱も素晴らしいが、少数精鋭で臨むコンクールも悪くない。

山椒は小粒でぴりりと辛いと言うけれど、大所帯にはない音色というのもあるはずで、ひとりひとりが個性をぶつけあうような合唱を聴いてみたいと思う。

高校の合唱部でオペラを演じることは少ないと思うが、この学校なら、例えば「フィガロの結婚 第3幕フィナーレ」なんか管弦楽部と演じると面白そうだ。

最後に、合唱とは関係ない話だが、私は「Hey Jude」に関するある逸話がとても好きで、ちょっと書いておきたくなった。

~Don't carry the world upon your shoulders~

~The movement you need is on your shoulder~

歌詞を変えるつもりだったポールに、ジョンが、ここの歌詞が素晴らしいんじゃないかと褒めたことでよく知られている。

別に深い意味はない。


ここまで長文駄文をお読みいただき、ありがとうございました。
ちなみに私は、ウルスラと日大東北に没頭し過ぎ、その先に進めておりません。
いつになったら二中予選、本選を観られるのか自分でも心配です。

紳士はポニーテールがお好き

2015年07月01日 21:17

                      
                 ウルスラ

                 
聖ウルスラ学院英智中学高等学校合唱部(宮城県)を聴いた。

思わず永井豪のハレンチ学園風に改名したくなる校名だ。(申し訳ないのでここには書きません)

さてこの学校、合唱のレベルが高いうえ、ビジュアル面でも一歩抜きん出ているという印象がある。

今回のアンコンでもその期待は裏切られることなく、耳でも目でも楽しませてくれるステージだった。

まず驚いたのが、メンバーの髪型である。

前髪の垂らし方が実によく似ていて、合唱部として統一感を出そうとしているのかと勘ぐったほどだ。

演奏そっちのけで髪型を凝視しているうち、気付いたことがある。

なんと16名中ただ一人を除き全員がポニーテールにしているのだ。

だから皆似たような髪型になるのか。

もちろん我らがよっちゃんもポニテにしていて、久しぶりに見るご尊顔は、懐かしくもあり、その表情には高校生らしい頼もしさも感じさせた。

相変わらずの美声はこのアンコンでも十二分に発揮されていて、彼女の超高校級ソプラノがホールいっぱい響き渡っているのが画面からもよくわかる。

「歌」は初めて聴いた曲だったが、高校生の落ち着いた声でしっとり歌われると、中学生合唱ではあまり感じることのない哀愁や悲哀といったものが感じられ、高校合唱ならではの大人の味わいを堪能できた。

「SALVE REGINA」の終わり、マリア合唱でみせたハーモニーも秀逸。

女声の中でもひときわ輝くハイソプラノが聴こえる場面は圧巻というほかない。

ド素人が生意気を言わせてもらうと、顧問の先生のセンス、指導力もタダモノではない気がして、宮城県合唱界をリードする学校に育て上げるべく努力をされているように私には見受けられた。

演奏自体これといった悪いところは見当たらなかったように思うが、このレベルでも本選に進めないのだから、アンコン選抜とは厳しく酷なものである。

歌姫の健在ぶりも美しい女声合唱も堪能できたし、この学校をセレクトしたのは大正解だった。

次はNコンで会えるのを楽しみに待ちたいと思う。




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