スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

鼻濁音の達人

2010年02月02日 22:49

「太鼓の達人」というゲームがある。

ゲーセンはロクデモナイ人間の集りという偏見の持ち主の私であるが、「太鼓の達人」だけはおもしろい。

それはそうと、今私の中でマイブームになっているのが、「鼻濁音の達人」という無料ゲームなのだ。

聴きたい音楽を再生しながら、ネットで検索した歌詞を目で追っていき、鼻濁音で発声すべき箇所をちゃんと歌っているかチェックしていくのだ。

曲によっては十数ヶ所も鼻濁音が含まれていることがある。

さだまさしの「秋桜」という曲があるが、さだまさし、山口百恵、徳永英明、夏川りみらが歌っていて、聴き比べてみると面白い。

さだまさし、山口百恵はチャンと鼻濁音になっているが、贔屓の夏川りみちゃんはビミョーで、徳永英明はまるでダメ。

この「秋桜」にはたくさん鼻濁音が含まれていて、私には難曲である。

長崎出身のさだがどうしてこんなムズカシイ詩を書き、歌いこなせるのか? 

プロのなせる業なんだろうな、やっぱり。

谷村新司の「いい日旅立ち」も、さっきと同じメンバーがカバーしていて、ここでもそれぞれの歌い方があって興味深い。

関西人の谷村新司は鼻濁音が発音できていないのだ。

そのせいか、いや関係ないと思うが、この曲は鼻濁音そのものが、さだの「秋桜」に比べずっと少ない。

ここでも山口百恵はちゃんと鼻濁音で歌っている。

それほど歌唱力のある百恵ちゃんではないが、言葉を大事にして歌っているんだなぁと感心した。

すっと前からこの歌は百恵バージョンに限ると思っていたが、そのあたりが関係しているのかもしれない。

“鼻濁音フェチ” になってから、PCに保存してある楽曲を私なりに分析してみると、意外なことがわかった。

自分の好みに合う歌手あるいは曲は、基本的に鼻濁音が綺麗であるということ。(もちろん例外もたくさんあるが)

これは思ってもみなかったことだ。

無意識のうちに自分がそういう選択をしていたということになる。

鼻濁音が出来る出来ないは楽曲の価値には関係ないし、今時そんなもん誰も聞いちゃーいないとも思う。

鼻濁音てなんのこっちゃ?というオコサマには理解できない話だろうが、nガと発音するのが日本語として正しいのだ、などと堅苦しいことを思っているわけではない。

自分が話せないからそう思うのかもしれないが、聞く側にしてみれば美しく聞こえた方がいい。

言葉は意味が通じればそれでいいのだ、などと単純に考える人はそれでいいかもしれないが、私は言葉は “音” だと考えている。

特に役者とか歌手とか、自分の思いを伝えることを生業にしている人にとっては、鼻濁音は必須だろう。

声優やナレーターを養成する学校では必ず勉強させられるらしい。

鼻濁音で発声する・しないは、役者なり歌手の選択でいいが、出来ないとなるとこれは話が変わってくる。

“伝えること” のプロならば、鼻濁音は身につけるべきだろう。


わけのわからないことをダラダラ書き連ねたが、とうとう長澤まさみちゃんまで話をもっていけなかった。

鼻濁音にこだわって書いているのは、彼女の美声(そう思っています)と深く関係してくることだから・・・

また今度続きをやる。

最後まで読んでいただいた方、どうもありがとう。



コメント

  1. なかの | URL | Z8u2Pvnk

    Re: 鼻濁音の達人

     こんにちは。以前うちに寄っていただいた者です。(なかのさんち)

     私も「鼻濁音おたく」ですかねぇ。鼻濁音好きです。

     世寡虫さんがおっしゃるように「自分の好みに合う歌手あるいは曲は、基本的に鼻濁音が綺麗であるということ。」、結果的にそうなるだけで、好きになる前提に鼻濁音があるわけじゃないんですけど、不思議ですよね。

     私は生まれも育ちも東京育ち、身内含め鼻濁音だらけの中で育ちましたので鼻濁音は意識せず自然に発声してます。聴くときも鼻濁音だと意識して聞いてる訳じゃなく、「鼻濁音じゃない発声」があると、気になるときは気になる。聞き流しちゃうことが多いですけど。

     少し古めのカバー曲を集めてみました。伊東ゆかり、この人、抜群です。他も昔のポップス歌手はほとんど鼻濁音ですね。

     よろしかったら聴いてみてください。

    http://nbbs.jp/blog/archives/1165

     です。

  2. 世寡虫 | URL | dKmeQNGg

    Re: ネイティブがうらやましい

    なかのさん、こんばんは。

    伊東ゆかりといえば、「小指の思い出」くらいしか知らない私ですが、なるほど、ちゃんと鼻濁音で歌ってますね。
    もう一つ感じましたのは、どことなく竹内まりやに声質が似てるかなと・・・
    なかのさんがお二人のファンであることに納得がいきました。(笑)

    私は生まれも育ちも長州なので、鼻濁音で話すことはもちろん、聞き取ることさえ危うい状態です。そのぶん、鼻濁音使いにあこがれるのかもしれません。

    このブログは長澤まさみさんに対する私の思いを綴ったものですが、仮にも女優さんを語ろうとするのなら、声質や発声についてそれなりの知識が必要ではないかと思い、鼻濁音にハマってしまっているというわけなんです。
    「鼻濁音初心者」なので、今のところは聞き取るのに精一杯で、彼女の発声について語れるほどのレベルには達していません。
    ネイティブの人がうらやましいです。(笑)

    ご存知かもしれませんが、竹内まりやも「Longtime Favorites」でオールディーズを歌っています。
    伊東ゆかりと聴き比べてみるのも一興かと。

    ご訪問のうえコメントまで頂き、ありがとうございました。
    またのお越しをお待ちします。

  3. 通りすがりの還暦過ぎ | URL | Fe5eWWgA

    Re: 鼻濁音の達人

    ただ東京あたりで言われてる鼻濁音は鼻濁音ではなく鼻ガ行音でして
    鼻濁音というならザ行ダ行バ行も微濁音化しなくてはならないわけです。
    東北の言葉を思い出してください。すべて区別されています。

    なんでも東京基準で標準を決めるのは私自身江戸っ子ですが
    いかがなものかなあと思います。
    西日本では数百年前に無くなっているわけでそこで生まれ育った
    詩人は鼻濁音を意識しないで詩作しています。
    それを鼻濁音化して朗読したり歌うのはどうなのかというのは
    難しい問題です。

    なくなりつつある鼻濁音の最後の砦がガ行だからといって
    ガ行のみ鼻濁音で朗読されたり歌われる東北の詞 or 詩を
    聞くと私自身は聴き心地いいのですがちょっと滑稽に感じてしまうのも
    事実です。

    個人的な好みの問題にとどめておく限りはいいと思いますが
    良し悪しを決めるのは傲慢だなあと思うので自分は趣向の問題
    としてあれこれ言うようにしています。

    鼻濁音は方言ともまた違って地域ごとの発声の傾向であり
    時系列的には無くなる傾向にある。作者が想定したであろう
    発声と発話者の発声と聞き手の想定する発声とが組み合わさって
    一筋縄ではいかないということは心に止めておいた方が良いと思います。

    老婆心より

  4. 世寡虫 | URL | dKmeQNGg

    Re: 勉強になります

    通りすがりの還暦過ぎさん

    ご丁寧に教えて頂きありがとうございます。
    私自身鼻濁音については勉強し始めたばかりで、わからないことだらけです。
    それに西日本の生まれですから環境的にもハンディ?があります。
    ご指摘になったことは素直に受け取ります。
    お書きになっていたように、鼻濁音は個人の趣向の問題だとは私も考えています。
    ただ、鼻濁音が耳に心地いいという事実は、私自身そうですが、多くの人が感じていらっしゃるようなので、決めつけるというのではなく、“なくなるのが惜しい” という気持ちからそう書いたまでということはご理解頂きたいと思います。
    現状大部分が鼻濁音を使わなくなったからといって、それは仕方ないことなのでしょうが、一方で美しい響きを失うようで残念にも思います。
    それは私自身が鼻濁音使いでないから余計にそう感じるのでしょう。
    これからも鼻濁音については拘っていこうと思っています。(天邪鬼ですから)
    本当にご教示ありがとうございました。
    また何か私の心得違いなどありましたらご指摘いただけると幸いです。



  5. | |

    承認待ちコメント

    このコメントは管理者の承認待ちです

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://nohtani45.blog44.fc2.com/tb.php/479-07811c77
この記事へのトラックバック


最新記事


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。