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Nコン2012♪ fight二中

2013年05月06日 13:23

第79回Nコンについては、全国大会のレビューから始めるより、順を追って福島県大会、東北ブロック大会と話を進めた方がいいかもしれない。


      N2012福島県大会     touhoku22.jpg



課題曲「fight」、自由曲「7つのシャンソン」で5連覇を目指す郡山二中。

フランス語の美しさに惹かれたというコメントがされていたが、挑戦意欲の現れであると同時に王者の余裕を感じさせるものだった。

「7つのシャンソン」を最初に聴いた時、どうしてこんな難しい歌を選んだのだろうというのが率直な感想。

私の感受性の問題なのだろう、どうにもシックリこない曲だったが、それでも聴き込んでいくうち、それなりに良さは感じられてきた。

フランス語については門外漢の私が云々することは出来ないが、たとえフランス人に拙く聞こえたとしても、日本人合唱においてはさして問題になるレベルではないというのが私の考え。

誰も聞いたことがないラテン語も、西洋人の発音と日本人の発音とではだいぶ違う。

当然語源的に西洋人が有利であるが、その程度の差だと思う。

ウィーン少年合唱団が拙い発音で日本の唱歌を歌っても、誰も彼等の発音がおかしいなどとは言わない、類まれな美しいハーモニーに感動するからだ。

もちろん合唱コンクールとコンサートを同列で論じるわけにはいかない。

しかし、子供とはいえ彼等は演奏して金を要求する、ある意味プロの団体だ。

郡山二中はプロか?

Non!

フランス語楽曲を演奏する学校が他にもあるなら、発音の良し悪しは決定的に評価に影響するのだろうが、もっともらしく聞こえさえすればそれでいいではないかと、無茶苦茶を承知で私は本気でそう思っている。

課題曲「fight」は個人的に「証」についで好きな曲だ。

「がんばれ、がんばれ」言うのはいかがなものか? ゆとり君的ぬるま湯意見が聞こえてきそうだ。

苦しみに喘いでいる人にこれ以上頑張れ頑張れと励ますのは残酷であるというのは確かにその通りだが、人を励まし応援したいという感情が自然に発露した「がんばれ」であれば、なぜいけないのかわからない。



Nコン福島県大会はビデオ録画で見た。

指パッチン(フィンガースナップなどと言わず、指パッチンでいいじゃないか)を選択したのは賢明だった。

昨年の講評を考えると、パッチンか手拍子のどちらかを選択するだろうとは思っていたが、パッチンの方が残響が少ないぶん音が濁らず、またハーモニーにリズムを加えるという点においても音の区切りが明瞭になる。

私はろくに楽器も扱えないが、指パッチンだけは右に出るのはポール牧くらいと言われるほど上手く、バカでかい音を出せる。

二中からパッチン指導の要請があれば、いつでも馳せ参じるつもりだったが、ブログを放置したせいでそのことをお知らせ出来なかったのが悔やまれる。

YouTubeに私の「fight二中~がんばれ指パッチン」という動画があるので、参考にしたい人は見て頂きたい。

福島県大会での並びは東北ブロック大会と同じ。

スー、姐御といった主力はソプ、アルトの要として中段に配し、対角線上に前列左ウイングにハガネ部長、後列右ウイングには副部長、後列左ウイング、前列右ウイングにはそれぞれ2年生のエースを置き、四隅をガッチリ固めた万全の態勢で臨んでいた。

そして私の中で次期部長に内定していた撫子さんは、中央ど真ん中に合唱部の顔のように立っていた。

これにはわけがあって、彼女は所属こそソプラノだが、「いつか~(振り返る時)今日の~♪」で、アルトの助っ人を買って出たため、アルト寄りに立たねばならなかったのである。

彼女が課題曲しか歌わないのは、3年の先輩を優先的にオンステさせるため辞退を申し出たからだと書いたが、課題曲でソプラノとアルトを兼任させられたということも一因として挙げられるかもしれない。

名門合唱部の部長になろうって人は大変なのである。

演奏については言うまでもなかろう、素晴らしかった。(笑)



次は東北ブロックについて。

Nコンライブで視聴した。

どうしてハイビジョン動画じゃないのか!

ネット全盛などといっても所詮はこの程度、まだまだテレビ映像の足元にも及ばない。

インターネットがテレビを凌駕するかのごとくいう人がいるが、この現状をどう言い訳するのか聞いてみたいものだ。

話を戻す。

一字一句聞き逃すまいと学校紹介に耳をそばだてる。

二中がステージに並んだだけで、ああ今年もこの学校が持っていくのか!とわかる。

歌う前に優勝と思わせる学校もそうはあるまい。

現役オールスターズが立ち並ぶ姿は壮観だ。

おなじみのハガネ部長、スー、蘭、はね駒を筆頭に、ニューフェイスの姐御、撫子、フランス人形みたいなカトリーヌなど、今年も花を咲かせてくれそうなオールスターズの面々が勢揃い。(敬称略)

出だしの「アアーアアームー」からしてドラマティック。

「描く夢がすべて叶うわけなどないけど、あなただってわかっているはずよ♪」

私が指揮者なら「ここは、自転車に乗った少女が草原を駆け抜けるイメージで!最後まで重くならないように!」と伝える。

ここは軽快感を持って歌わなければならない箇所だと信じていたし、二中も期待通り演奏してくれた。

ここを聴いた時、私は二中の勝利を確信した。

ロバ耳の私だが、二中ほど曲のイメージを想起させた学校はないと思う。

他の学校のfightはともかく重かった。

他の学校の悪口は言わないと決めている私だが、あんな粘着気味のfightばかり聴かされてはたまらない。

重厚感というと聞こえはいいが、そもそも「fight」自体そのような歌か?

Jポップの持ち味を損なうことなく、ハーモニーの美しさを追求できた学校は二中以外あるまい。

こと「fight」に関しては、これはもう断然ブッチギリで二中がトップである。

二中の持ち味である自然でクセのない素直な歌い方が、うまくこの曲にマッチしていた。

マエストロの楽曲の解釈、表現方法は余人の及ぶところではない。

合唱団の質は演奏する生徒の能力だけで決まるわけではなく、指導者のセンスとそれを具体的に表現する能力があってこそだなとつくづく感じた今回の課題曲演奏だった。

いかん!私としたことがまた「音楽」語っちまったじゃないか!

しかたない、不本意であるがここでメンバー情報を書いておこう。

毎年東北ブロック大会のカメラワークには感心する。

今回のカメラマンは明らかに撫子ファンだったようで、彼女にレンズが向けられる機会が多かった。

特定個人を撮影していると思われてはまずいので、彼女の周辺も取り込んで、さりげなく撮影している点がニクイ。(笑)

全員が映るようにカメラが引いた時も見どころである。(2番のはじめ)

一人妙に姿勢のいい子が映るからすぐ分かる、それが撫子さんだ。


「散りゆくから美しいという意味がわかってきた ごめんねもう少し大人になるから♪」

このシーンも秀逸だ。

撫子、姐御、カトリーヌほか豪華キャスト出演中って感じがする。

実は私、部員全員にニックネームを付けていて、記事内で発表するのはその一部。

部員ひとりひとりにニックネームを付けておかないと、仲間内で話をする時、「fightで前列右端から3番目にいたアルトの子」という風に、いちいち説明が面倒だからという面もある。

彼等を二中オールスターズと呼んだりするが、私の中では記事に載らない部員たちも二中オールスターズなのである。

私が運営する別サイトではそのことがはっきり書かれている。

目立つ子だけがオールスターズじゃない。

3年間地道に合唱を頑張ってきた子はどの子とどの子か、私はたちどころに言える。

勝手にスポットを浴びせた私が言う資格のないことは承知しているが、彼等も立派に二中オールスターズなのだ。(あくまで女子だけね)


姐御は歌いっぷりがいい。

力強く堂々としていて、アルトここにあり!

「証」の時はリリー副部長のもとで修行中だった彼女も、一年後には押しも押されもせぬアルトのエースに成長した。

今後が楽しみな逸材である。


「いつか(振り返る時)今日の(若かりし日が)きっとー♪」

撫子さんの惚れ惚れする立ち姿は必見である。

さらに、やまとなでしこ七変化がスタートする。

ここで、ソプラノ10アルト11の均衡が破られ、ソプラノ9アルト12となる。

このバランスが絶妙。

最初気付いた時は、なんでソプラノが「いーつーかー」歌ってんだろう?
と首を傾げたが、合唱経験者に言わせると、パートのバランスをとるため合唱部ではよくあることらしい。

へーってな感じだが、でも彼女一人に負担がかかるじゃないか!

多能工化を図ってるわけでも特別手当もらってるわけでもないだろうし・・・


いよいよお待ちかね指パッチン。

スナップを効かせてパッチンパッチン出来てる子は意外に少ない。

簡単そうに見えるパッチンも、合唱のエキスパートにいわせると、「指パッチンに見る運動神経と合唱の相関関係」という論文が書けるくらい奥が深いらしい。

表情は明るく、腕を振りながら軽快にスナップを効かせてパッチンし、静かに腕を下ろす、この動作が様になってるのは、私が見るところ数人しかいない。

ここでも撫子さんがトップ合格。


さあラストだ!

「頑張れ 頑張れ 限りある日々にー♪」 

指パッチンが終わるとカメラはソプラノキャンディーズに寄っていく。

それからアルトにカメラが切り替わり、最後は撫子さんにズームインして終了となる。

西の蘭、東の撫子といった感じでカメラを切り替えたNHKに、私は敬意を表したい。

当然二中は全国大会へ進出が決まり、最後に全体合唱。

この東北大会は素晴らしかった。

絵的には全国大会よりはるかに良かった。(もちろん合唱そのものも良かったです)

東北在住の人はこれをハイビジョンで見られたのだからなんとも羨ましい。

全国大会のことも書きたかったが、長くなり過ぎたので別の機会に譲る。


乱文、長文をここまで読んで頂いたこと、心より感謝します。
ゴールデンウィーク限定ということで一気呵成に書き進めてきましたが、少しでも私の思いが伝わっていれば幸いです。
休筆期間が長かったこともあり、書きたいこと伝えたいことは山ほどあるのに、上手く表現できない自分に歯がゆさを覚えました。
ただひとつ実感したのは、私の二中熱は冷めるどころかますますエキサイトしているということです。
また機会を見つけてその「熱」を届けたいと思います。
皆さんの寛容さに改めて感謝します。
                                 世寡虫





コメント

  1. しばおう | URL | 5lgk84Pk

    Re:Nコン2012♪ fight二中

    ご無沙汰しております。
    久しぶりに世寡虫さんのブログが読めて、今FBで話題になっている某先生を思わせるほどの長文で感動しました。
    GW限定などと言わず、ご自分のペースで構いませんので更新してください!
    よろしくお願いいたします。

  2. 世寡虫 | URL | -

    こちらこそご無沙汰してしまって

    しばおうさん、お久しぶりです。
    キモさに拍車がかかったと言いますか、Nコンを思い出すといろんな思いが疾走してしまい、呆れるほどの長文になってしまいました。
    月1のペースで更新していきたいと考えているのですが、私は空手形の有段者なのでさてどうなることでしょう?(笑)
    早速のコメント有り難うございました。

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