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意外によかった桜の季節

2014年09月15日 17:05

Nコン東北大会について書く。

リアルタイムで視聴できなかったので、審査結果を知った後で各校の演奏に耳を傾けてみた。

各校演奏順に聴いていくなど悠長なことはしていられない。

とりあえず二中、五中、若松四中を集中的に聴き込んでいった。

今回は自己審査ができなかったので、審査結果が妥当かどうかまずそれを知りたかった。

結論から言えば、今回はと言うか今回もと言うか、妥当な審査であったように思う。

私的には、二中 > 五中 > 若松四中かなと思ったが、この三校が上位三校であることには同意できる。

今大会は常連校である八軒中学校が出場してないのが残念だったが、矢巾北中学校、大曲中学校の美しい女声ハーモニーが印象深い。


課題曲「桜の季節」をジックリ聴いたのは今大会が初めて。

昨年の「友 旅立ちの時」はイマイチ好きになれず、あろうことか今年はエグザイルの作曲というから、期待してないどころか絶望感さえ抱いていたのである。

昨今の、「君と僕がどうしたこうした」調の幼稚な歌詞はなんとかならんか。

私は食傷気味だ。

それゆえに課題曲発表の時もとりあえず一度は聴いてみたものの、なんとも平和そうで、わかりやすいだけのゆとり世代向けの歌だなあと残念に思っていたのである。

ところが、合唱でこの歌を聴くと、これが案外イケるのだ。(笑)

ふわっとしてるというか、メロディーが優しく、高音がとても美しく響く曲のような気がする。

長澤まさみちゃんの出世作、「世界の中心で、愛をさけぶ」の主題歌、「瞳をとじて」にどことなく似ているのもいい。

そのぶん今年の課題曲は混声合唱より女声合唱にやや有利なのでは?というのが私の素人考え。


まずは郡山二中から。

クララとうさぎちゃんがいないじゃないか!というのが最初の感想。(笑)

ハイジが頑張って歌ってるのに安心すると同時に主要メンバー不在による若干の不安も。

彼女はオンステこそしなかったものの1年生の時からNコン控え選手だったから、3年連続Nコン出場という輝かしい記録の持ち主なのだ。

演奏が始まってまず驚いたのがピアノ伴奏で、イントロからすでにポップス感が漂いまくっている。

いつもは歌い出しの10秒を聴けば金賞かどうかわかると自信を持っていた私だが、今年はイントロを聴いただけで金賞を確信できた。

これは大仰に言ってるのではなく、二中と五中、それと若松四中のピアノ伴奏を聴き比べてみるといい。

例年通り安定感のある課題曲演奏でまずは胸を撫で下ろした。

ポップス感をいささかも損なうことなく、透明感と厚みあるハーモニーを高次元で両立させられる二中合唱は、二中トーンと言っても過言ではあるまい。

二中ならではの明るい声質と秀逸なテンポ感で歌われる課題曲を耳にすると、青春まっただ中の若人が明るい未来を信じ希望にあふれた声で青春賛歌を歌い上げているように聴こえる。

自由曲は私には初めての曲で、超難曲であることと中学生が超絶演奏していること以外はよくわからなかったというのが正直な感想。

鈴木作品は黎明合唱で毎年のように耳にするが、難曲と超絶演奏以外印象はない。

それでも毎年のように聴かされ続けていると(笑)、私のような鈍感な感性でも、鈴木作品特有の世界観みたいなものも少しは感じられるようになる。

今年は黎明のみならず郡山、橘など多くの学校が鈴木作品を自由曲に選曲していたようだ。

奏楽も、たしかに中学生にしては抜群の演奏に違いなく、私もその意味では人間の顔なみに高評価で然るべきだと思う。

ただ高校部門を聴いてみて、黎明、郡山、橘の演奏で感じた曲の世界観が、中学生ではさほど感じられなかったということを告白しなければならない。

感性が鈍いから感じられなかったのだと言われれば返す言葉はないが、私に言わせれば、この曲を初めて耳にした人間が課題曲と同じくらい感動を覚えるのが不思議である。

個人的には鈴木作品に傾倒したことはなくその魅力はよくわからないが、多くの学校が取り上げているからには曲自体に相当大きな魅力があるに違いない。

実際私も高校生の演奏ではそれなりに感じ取ることができた。

それがどうして二中では感じられなかったのか?

二中が悪いのか?オレが悪いのか?

私が悪いに決まっているが(笑)、その謎を解くために日夜奏楽を聴きこんでいる。


郡山五中を聴いて。

最初に聴いた印象では、課題曲は去年よりは明るくなったように思ったが、他校と聴き比べてみるとそうでもないような気がした。

まずイントロから少し暗い。(二中と較べるとよくわかる)

声質が暗い、軽さが足りない、これは五中課題曲を聴いて感じる例年の感想だが、今回は少し違う感想をもった。

うまい表現ではないが、二中が希望に満ち溢れた声で青春賛歌を歌い上げているのに対し、五中は、大人が過ぎ去った青春を振り返り、懐かしさや後悔を優しく歌い上げているような印象がある。

言うまでもなくこれは良い悪いという話ではなくその合唱団の個性なのだと思う。

声質は重めだが、音程の正確さ、ハーモニーの統一感は群を抜いていた。

ただ、Nコンとなると話は違ってきて、はやり二中、若松四中のような明るい課題曲がより高評価になるのは致し方ないというのが私の考え。

気になったのは、これは五中に限ったことではないが、「桜のき~せつ~」を「桜のき~せとゅ~」と「つ」がウイーン少年合唱団が歌ったように聞こえる点だ。

合唱の発語としては正しくても日本語として違和感がある。

fightの時の「花を咲かせる~」を「花うぉうぉ咲かせる~」と歌っていた学校が多かったのを思い出した。

自由曲は二中同様こちらも超絶合唱。

五中の男声ってこんなに上手かったっけ?と思うほど重厚なハーモニー。

私の印象ではここは伝統的にアルトなど女声低音が分厚く、男声はさほど意識したことがなかったが、今年の男声は素晴らしい。

声質にあった選曲はここの独擅場で、宗教曲の荘厳さを歌わせたら右にでる学校はない。

出来ればアンコンの開催会場、福島音楽堂の豊かな残響の中で聴いてみたかった。


会津若松四中の合唱は正直言って苦手意識が強い。

身振り手振りが大きく、声質もどこかこもったようなところがあって私自身あまり好きではない。

ただ、今年の課題曲を聴いてみて気付いたこともある。

まず言葉がきれいではっきり聞き取れることにかけてはここが最良だった。

二中同様、明るくメリハリある演奏は好印象で、「中学生らしさ」という要望にも十分応えていたように思う。

ハーモニーの統一感という点では平均的だが、そのぶん、個々人の自主性というかひとりひとりの曲に対する思い入れを強く感じさせる演奏をすることにかけてはトップレベルにあると私には聴こえた。

統一感の欠けた合唱が金賞に値するのかと問われれば首を傾げてしまうが、集団としてではなく個々人の個性を強く感じさせる歌い方というものも評価されていいのかもしれない。

個人的意見であると断ったうえで(個人的意見しか書いてませんが 笑)、私の偏見を書かせてもらうと、抜群に歌のうまい生徒が結集した学校の合唱コンクールを聴いてるようなイメージがある。

上手く表現できないが、縛りがないというか、各人が自由にのびのびと自分の気持ちを精一杯声にのせているとでも言おうか。

もちろんただのクラス合唱ではない。

私だけかもしれないが、課題曲において音の余韻を感じさせることのできた数少ない学校だったように思う。

ただ、自由曲については昨年と同じく、選曲、演奏ともに私には理解不能であった。


というようなわけで、私なりの評価をしていくとこういう結果になりました。

青春賛歌を歌った二中 > 大人の回顧合唱の五中 > 全国レベルのクラス合唱の若松四中。

関係者がこんなブログを読まれるはずはないと思いますが、万が一お目に止まったら、その時は片目をつぶって下さいね。(笑)

次回は高校部門の感想を書きたいと思っているが、二中奏楽の勉強に忙しく、さほど聴き込んではないので、予定は未定ということにしておきたい。



コメント

  1. | |

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  2. 世寡虫 | URL | dKmeQNGg

    200%同意します!

    ピーチクパーチクさま

    コメントありがとうございました。
    とてもシャープなコメントに感服しております。
    吾輩も勉強しなくては!(期待しないで)
    詳細についてはメールでご返事いたします。

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