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ゲストの極み二中

2016年04月07日 23:15

音楽室でのセカオワとのふれあい風景は、二中ファンにとってたいへん興味深く貴重なものだった。

コメント以外にも私が心揺さぶられたところはあって、まずそのことから書く。

何度も登場してもらってほんとうに申し訳ないのだが、例の学級委員長が(笑)、真面目一本槍の合唱オタクではなく、実はとても明朗闊達な子だったと判明したことも、驚きとともに私にある種の感動をもたらせた。

セカオワ登場の時は心から歓迎していたようだし、最敬礼で楽譜を渡すところなんか、嬉しくてしかたない感じが見ていて微笑ましかった。

また、コメントに声を詰まらせる狩野恵里を見つめる真っ直ぐな眼差しも印象的で、見た目通りの聡明で優しい人物なのだろう。

もちろん私は彼女のことを何も知らないから大きな勘違いをしているのかもしれないが、きっと先輩後輩男女の別なく好かれるタイプで、ムードメーカー的存在でありながら、ピアノもバイオリンもお茶の子さいさい、組織的にも音楽的にも合唱部をリードする人物だったのではないかと想像している。

感動したもうひとつは、ソプラノの2年生(現在3年生)、彼女がセカオワと握手する際のお辞儀に私はいたく感心した。

堂に入ったお辞儀姿はまことに美しく、Nコン表彰式にはぜひ登壇してもらい、和の二中を全国に届けて欲しい。

彼女の落ち着きぶりは、昨年来続いている「静かに挑み続けるチーム二中」を象徴しているようにも見えた。

委員長たちの話はこのくらいにして、二中オンステライブ中継について書く。


中居正広と有働アナのやり取りも面白かった。

「中居さんは中学校の時の合唱コンクールの思い出は?」
「30年くらい前ですけどね、あんまりいい思い出はありません」
(会場 笑)
「でも今は立派な歌手になられて」
「ありがとうございます」
「郡山二中の皆さんは昨日が卒業式だったんですね。なのでこのメンバーで歌う最後の合唱になります」

中居に対して「立派な歌手になられて」は、嫌味か!(笑)

平然と「なので」と言い放つこの人の言語感覚には首を傾げるが、声の良さと仕切りの上手さ、機転のきくところは司会にうってつけである。

しかし時におかしなアクセントで喋るところは安住アナと同じで、彼女もニュースにはまったく不向きだが、歌番組などエンターテイメント性の高い番組なら持ち味を発揮しそうだ。


さて「プレゼント」である。

ここ何年かのJ-POPなるものは評価出来るような歌が非常に少なく、歌は世に連れ世は歌につれの言葉通り音楽界も、失われた20年と言われる経済状況と酷似しているように思う。

それでも若干景気が浮揚しつつある現在、久々に心に響く歌となったのがセカオワの「プレゼント」だった。

もちろんNコンに採用されたからというのが一番大きい理由だろうが、仮に採用されなくても私自身に聴くチャンスがあったら、やはり私はこの歌を好きになっていただろう。

SEKAI NO OWARIなどという縁起でもないネーミングは、似たようなSEKAI NO CHUSHINからハンドルネームを取ったこの私でさえ抵抗がある。

もし「プレゼント」を知らずにいたら、ゲスの極み乙女と区別がつかず、ああこいつがベッキーとチョメチョメしたんだなと勘違いしていたに違いない。

しかしこのセカオワ、案外私好みの曲を歌っており、いきものがかりは別にして久々に聴いてみたいと思ったバンドであることはたしか。

とは言うものの実際は代表曲くらいしか聴いておらず、やはり二中がらみの「プレゼント」に優るものはない。

イントロ最初部分は、映画「アマデウス」でサリエリがモーツァルトを知るきっかけとなる曲、「Gran Partita - Adagio」の手風琴のような始まりに似てどこか冴えないメロディーなのだが、歌い出し直前、シドレ♪と上昇するところが単純ながらとても美しい。


♪難問解決プログラムなのかと思っていたけれど~

ボーカルの名前が思い出せないうえにベッキーの不倫相手とイメージがだぶる。

歌は上手くないが、合唱部が一緒に口ずさんでいたので良しとしよう。


♪気付いたんだプレゼントみたいなものなんだって~

サオリの後ろにオリーブ発見!

ややっ、一段とお姉さんになってるじゃないか! その髪型よく似合ってるよ!

馬鹿丸出しである。(笑)


♪自分自身にその言葉を贈るよ いつも忘れちゃうから

ステージ後方の部員に照明が当たり、合唱がスタートする。

ここの男声はインパクトがあった。

ボーカルがアップになった後、カメラはソプラノとアルトを瞬間的に映し出す。

もっとゆっくり映さんか!

それでも私の目はオールスターズを見逃さなかった。

Nコンのソプラノウイングスの3人は、今回は横方向に並びを変え、ソプラノキャンディーズを見せてくれた。

やはり3人同級生の方が絵になるし、この82期キャンディーズをもって本家ということにする。(78期は元祖)

3人の仲睦まじい様子が目に浮かぶようだ。(きもっ)

わずかしか映らなかったオリーブも、確実にその美貌に磨きをかけているように見えた。

これほどテレビ映する子は新垣カオルさん以来かもしれない。

二人に共通するのは、ソロを担えるだけの歌の実力と、折り紙つきの顔の実力を合わせ持っていることである。

またしても天は二物を与え給うた。(笑)


♪ひとりぼっちにさせないから大丈夫だよ~

かっこいい歌い方に激しく感動!

高梨沙羅と北斗晶を発見したついでに男前も発見。


さあここからが佳境だ。

♪いま君のいる世界が 辛くて泣きそうでも~

観客に背を向け、部員に語りかけるように歌う演出は、ベタだとわかっていても感動する。


♪それさえもプレゼントだったと笑える日が必ず来る~

ボーカルに返答するかのように合唱が始まる。

歯切れよい女声に雄々しい男声が重なり、黄金のハーモニーが奏でられる。

演奏から伝わる、明るさ、軽快さ、華やかさは、二中の独擅場と言っていい。

私はそこに理想と普遍性を見る。

♪笑える日が~ 3声部まとまった瞬間の例えようのない興奮はどう伝えていいのかわからない。

感極まるとはこのことか。

この瞬間を味わうために、二中合唱を聴き続けていると言っていい。

プロ合唱団には決して真似のできない中学生ならではの高く澄んだ声と明るく美しい響き。

輝く未来がすぐそこにあるようなこの瞬間の美しさは、二中合唱ならでは、郡山二中にしか出せない音である。

♪必ず来る~ 余裕のよっちゃんで歌うオリーブに見惚れてしまった自分がとても恥ずかしい。


♪大切な人がたくさんいるんだってことが~

大急ぎで人数を数えるもさすがに無理。

録画で思う存分、人数ならびに学年把握、新入部員の確認作業をしなければならない。


♪ひとりぼっちにさせないから大丈夫だよ~

カメラがソプラノからアルト、男声へとパンする。

みんな実にいい表情で歌っていて、好きな曲を歌えることの喜びが画面から伝わってくる。

この笑顔がNコンでも出せていたらもしかすると頂上を極めることが出来たかもしれないなどと、くだらないタラレバを考えてしまった。

ボーカルに負けない合唱はさすがだ。


♪つーよーくー なりたい~ ソプラノはかなりの高音で歌っているのがわかる。

ソプラノとアルトが静かにゆっくり減衰して曲を終わるところは大変感動した。

画面下の《合唱》郡山市立郡山第二中学校の文字がとても眩しい。

関係ない私までがどうだと胸を張りたくなる。


演奏が終わりソプラノキャンディーズが映るところでは、歌いきった満足感と充実感が彼女たちの笑顔に見て取れた。

素晴らしい共演に興奮冷めやらぬ状態だった私も、もうこれで3年生ともおさらばかと思うと少々感傷的になってしまう。

この喪失感に近い感情は、あまロスならぬソプラノキャンディーズロスで、ソプキャンロスはしばらく私を苦しめそうだ。

今春卒業した3年生は、「プレゼント」「どんぐり」という至宝のような置き土産を残したせいか、私個人はとても思い入れの強い学年だった。

合唱を続けてまたどこかのコンクールで顔を見られれば嬉しいし、まったくの別分野で活躍するのも悪くない。

いずれにせよ、名演奏を成し遂げたメンバーの存在は、楽曲とともに決して私の記憶の中から消えることはないだろう。

前途は洋々、幸多かれ!

新たなステージに旅立つ彼等に感謝の気持ちを込めて。


本当に素晴らしいステージだった。

かつてこれほどまでに豪華で贅沢な合唱共演があっただろうか?

中居の言う「いい思い出になったと思います」は、二中生だけでなく観ている我々にとってもそうである。

全日本なら5年分、Nコンなら3年分くらいの価値がある超プレミアムステージだった。

いい思い出どころか生涯忘れられない貴重なステージだったと断言できる。

オファーを出したNHKと出演を承諾してくれた二中合唱部に心からお礼を言いたい。

二中ファンのみならず、震災で傷つき心が萎えた人たちにとっても、このステージは二中からの心のこもった特別な贈り物になったはずである。




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